碧潭看月

徒然なる言葉の羅列が意味を成すように見える、兼好法師も読んで呆れる駄文の数々。

らうにんざうし

 春は絶望の季節だ。何かを始めなければいけない者がいる。彼らはその責務と見通せない未来に絶望する。浪人もその一つだ。

 

 しかし浪人よ、君たちの未来は虚無ではない。一年間のモラトリアムを楽しめ。四六時中勉強しなくてもいい。正しく遊べ。腐るな。勉強は適度にやればいい。

 

 そもそも、大学なんて適当なところでいいじゃないか。進学校出身だろうと早慶の一つでも入れればもうけもんだろう。皆目標が高すぎるのだ。周りがいい大学に入学していようと、君の能力は全く担保されていない。他人なんてどうでもいい。本当に面白そうなところを選べよ。

 

 ただ、勉強する時はしっかりやるべきだ。そうでないと本当にどこも受からない。個人的には模試の前に一気に勉強するのがおすすめだ。普段から勉強はしなくていい。それができれば現役で受かっている。

 

 最小限の努力で結果を出すほど気持ちいいことはない。だから、頑張ろうと思うな。一年間、マイペースに適当に、好きなようにやればいい。もちろん勉強したいならすればいい。でも、勉強できないと思ったら、無理してやる必要はない。

 

 最後に、自己否定と自己肯定におぼれるな。理性的であれ。心を犠牲にして結果は得られない。自己否定しすぎると本番が怖くなる。自己肯定しすぎると自分の能力を見誤る。何もいい結果を生まない。

 

以上、深夜のどうでもいい語り。